E追放処分
18歳になったチャングムはとても研究熱心に修行に励んでいます。友人でありライバルのクミョンが
料理に使う金鶏を檻から逃がしてしまうと彼女と共に追放処分覚悟で宮中を抜け出します。やっとの
思いで金鶏を手に入れ帰る途中、矢に当たり倒れている男性の手当てをしている間に宮中の門が
閉じてしまいます。
F失意の日々
追放処分になり薬草園に送られ泣いてばかりいたチャングムはある日、畑で寝ている男性を叱り
後で上司のウンベクと分かり驚き誤ります。そして彼から教えられたキバナオウギの栽培に情熱を
注ぎます。でもやっと芽が出たのに全部掘り起こされてしまい、再び種を蒔いて見張っていると犯人は
一緒に働いている男性で私服を肥やしている国の高官に頼まれてやったのです。ウンベクが直訴して
も闇に葬られてしまうのです。今度はウンベクが人民に有益なキバナオウギを世に広めようと自ら苗を
取って市場に売り捕まってしまいます。しかしチャングムの功績が伝わり彼女は宮中に戻れるのです。
G女官への道
薬草園からスラッカンに戻ったチャングムは試験(食材を選ぶ順番を決める)まで猛勉強をしますが
授業を受けていなくて答えられません(答えは饅頭です)試験の前夜チャングムの小麦粉が盗まれ
ます。やっと犯人を見つけると裁縫女官が明日尼寺に行く母のために料理を作っていました(女官は
子供を産むことを禁じられています) 事実を知ってもチャングムは黙っているしかなかったのです。
翌朝チャングムは小麦粉の代わりに夕顔の実を使って饅頭の皮を作ります。しかし規則を破った
ことで宮中を去ることを命じられます。
H最初の料理
宮中から追放されそうになったチャングムの料理を皇后が試食をして、こんなに美味しい物を作る人な
ら王や多くの民のためになる人なので宮中に残すよう命じます。女官の規則は大変厳しく破ると自ら命
を絶たなくてはいけないのです。王の食事の準備中に牛の脂肪と間違って毒を入れてしまい味見をし
たハン尚宮たちが倒れてしまいます。急きょチャングムとクミョンが作ることになります。冷麺を作るよう
に言われチャングムは宮中の外の山の自然の湧き水を運んできて、その水で冷麺のだしを作ります。
I呪いの札
冷麺は王に“大変美味しい”と喜ばれます。その頃ミン・ジョンホは助けてもらった人を必死で捜して
いました。クミョンは出産真近い王妃の子供が女の子になる呪いの札をテソンカンに置いてくるよう
チェ尚宮に命じられ、こんな役は自分が最後になりたいと言って実行します。同じ日にチャングムは
母の料理の手引書をテソンカンに探しに行き、その様子をヨンセンに見られてしまいます。偶然手引書
を見つけたチャングムはそれを急いで隠します。母から手引書のことは絶対秘密にするように言われて
いるので札を置いた犯人にされても、真相を追究されたチェゴ尚宮に固く口を閉ざしてしまうのです。
J真相究明
犯人に疑われたチャングムは何日も水を与えられず納屋に閉じ込められます。ハン尚宮が自分だけに
は話して欲しいと涙ながらに頼みますが、自分の失言で両親を亡くした経験があるので絶対言えないと
訴えます。真相を暴かなくてはと怒っていたチェゴ尚宮はチャングムを死なす訳にはいかないと報告を
取りやめます。一方カン・ドックが作った料理を食べた王子の手足がしびれ彼が疑いをかけられ
捕まってしまいます。チャングムは義父の疑いを晴らすために必死に真相を究明します。医者が処方
した肉豆くの油やきのこなどが原因ではないかと考えていた矢先、ある物にひらめいたチャングムは
自分を実験台にして試食してみるのです。

チャングムが友情に厚いので、度々宮中を追放されそうになるのが見ていてつらくなります。
でもカン・ドック夫妻にいつも優しい言葉をかけられ、救われているのが暖かくていいですね。
チェゴ尚宮が厳しい中にも部下を思いやる優しさがあって理想の上司だと思います。
ミン・ジョンホはよくチャングムと話をする機会があるのに、自分を助けてくれた人と気づかないのが
はらはら・どきどき…。いつ落し物はチャングムのものだと分かるのでしょうか?

サラン〜LOVE〜

監督 イ・ジンク
出演 チャン・ドンゴン キム・ミスク チェ・ジウ ソン・ユナ

(全16話)

才能溢れるカーデザイナー、イナを巡って様々な愛の形が描かれます。
イナ(チャン・ドンゴン)は恩師キムの家でカメラマン、ヨンジ(キム・ミスク)と出会い、一途な恋を抱きます。でもヨンジはイナより8歳年上なので年相応の女性と付き合うよう説得するのです。二人の恋は成就しないままヨンジは病気で亡くなります。1年後、傷心のイナは車のデザインの仕事に没頭していました。そこで会長令嬢のジヨン(チェ・ジウ)と出会います。彼女は少し我侭な性格なので二人の関係はすんなりとはいかないのですが…。

ジヨンには恋人ミンソクがいますが、彼はイナの存在が面白くないのです。イナの友人サンヒョクは事故で亡くなります。姉のヒス(ソン・ユナ)が悲しんでいる時、イナは自分もヨンジの死の悲しみを経験しているのでヒスを心からいたわってあげるのです。ジヨンはずっとイナのことを忘れられないでいますが、ヒスとジヨンの間で悩んでいるイナは心優しいヒスにプロポーズするのです…。
様々なタイプのカップルが出てきます。不倫カップル、年の差カップル、中年の恋とか(笑)
カップルにとって大切なのは相性なのかもしれませんね。そして傷ついている者同士がお互いに相手を思いやって癒すことができる…そんなカップルだと幸せになれるように思います。
このドラマのジウちゃんはぽってりした唇のちょっとおきゃんな役ですが、癒し系のお顔なのでそんなに気の強いお嬢さんという感じではなかったです。ドンゴンさんはスウィートでも1本筋の通った俳優さんですね。横顔がきれいでつい字幕を読み忘れてしまうことが度々ありました(笑)





ネタバレがあります

 

宮廷女官 チャングムの誓い6〜11話

(全54話)

監督 イ・ビョンフン
出演 イ・ヨンエ ヤン・ミギョン チ・ジニ ホン・リナ

ネタバレがあります

もうひとつの冬のソナタ

キム・ウニ
ユン・ウンギョン 著

キム・ウニさん、ユン・ウンギョンさんが「冬のソナタ」を書き上げるまでの苦労話、秘話が綴られています。キムさんとユンさんは学生時代から、作家志望同志の親友です。あるシナリオ公募に応募して、ユン・ソクホ監督に認められ、まるで神の啓示を受けたかのようにこのチャンスに賭けたのです。
タイトルは悲しい恋の物語を作りたいという監督の意向で、前作「秋の童話」と同じく季節を入れた
「冬のソナタ」、原題は「冬の恋歌」に決まりました。純粋で美しい初恋の物語で観る人の心を癒すことができればという思いが込められています。

冒頭のサンヒョクとユジンとチュンサン3人のバスでのシーンはその後の3人の人生を凝縮したものです。チェリンのキャラクターは昔なら悪役だけれど、今ではこういう自分の意見をはっきり言う女性が増えてきたので彼女をヒロインにしたドラマも書けると思う、そしてチェリンもまた純粋にチュンサンを愛していたので脚本家二人にとっても愛すべきキャラクターだったそうです。サンヒョクはドラマの中でミニョンのよう素敵に描くことが出来なくて申し訳なかったのですが、パク・ヨンハさんはそんなことは全然気にしないで演じてくれたのでとも嬉しかったそうですよ。

ユン・ソクホ監督は美しいシーンを撮るためなら、どんな苦労もいとわない人です。降雪車を使ったシーンはユジンをみんなで激励して思いっきり泣いてもらって美しいシーンを撮ることに成功しました。俳優は一見華やかに見える職業ですが、暑さ、寒さに耐え、ケガをしたり多くの人たちの中で演ずるのはとても大変なことです。韓国ではミニョンよりチュンサンの方が人気があります。私もそう‥(笑) ヨン様は理知的に見えますが、とても恥かしがり屋さんです。チェ・ジウさんは涙の女王と呼ばれています。いつも長いストレートの髪ですが、今回初めてこんなに短くカットしてちょっと恥かしかったそうですけど、私はショートのジウちゃんがいちばん綺麗だと思いますね。

ユン・ソクホ監督は少年のように純粋ですが、仕事となるとナポレオンのような人。絶対諦めないで最後まで推し進める行動力、でも違うと判断すると果敢に諦める決断力はまさにリーダー・シップにふさわしい人です。審美眼、新人を見る目に優れていて全てに最善を尽くします。こんな素敵な人が未だ独身なのは何故?ドラマでは描かれなかったチュンサンとユジンのその後も書かれています。チュンサンはニューヨークで手術を受けず、目が見えなくなるのを覚悟で薬の治療を受け命は助かります。ユジンとの楽しかった想い出を胸に秘めて生きています。そしてチュンサンが設計した家でユジンと奇跡の再会をします。友人たちに祝福されてふたりは結婚をして永遠の愛を誓うのです。

この本を読んでキムさんとユンさんのこのドラマにかける情熱に感動しました。そしてふたり共同の仕事は苦労も多く大変な作業だったそうですが、監督や視聴者の意見を考慮しながら、工夫と努力を惜しまなかったのですばらしい脚本ができたのではないでしょうか。

宮廷女官 チャングムの誓い12〜16話

(全54話)

ネタバレがあります

Kハン尚宮の賭け

王のしびれの原因を見つけるために試食をしたチャングムは手足がしびれ、肉豆くと朝鮮人参の相性が悪いことを付きとめます。チェゴ尚宮は高齢のために後任を考えていましたが(王には反対されますが)その頃チャングムは王の料理の味付けがひどい言われます。試食をして味覚を失ってしまったのです。もう女官になれないと泣くチャングムをハン尚宮は医者に連れていくと、治すのは難しいが、針と薬の治療で10年か20年先に治るかもしれないと言われます。帰りににしんを二匹買って帰ります。ミン・ジョンホは自分の体を犠牲にしたチャングムを眩しそうに見ているのです。チェゴ尚宮は自分の後任としてハン尚宮とチェ尚宮を競わせることに‥二人は補助料理人としてそれぞれチャングムとクミョンを選びます。
L味噌騒動

味覚を失い失意のチャングムにハン尚宮は、貴方には味を描く能力、新しい料理を作り出す能力、2つ食材を合わせる能力の3つの能力があると勇気づけます。豆腐に合う食材を持ってこさせ、勘と経験で料理をさせて味見をしないでも美味しい料理を作れたチャングムを褒めます。目の不自由な魚商人が手の勘だけで良い魚を選んだことを話して頑張るように励ますのです。宮中では味噌樽の味噌の味が変わったと大騒ぎになります。カン・ドックはチャングムに助けられたので恩返しをしたい一心で味噌樽に願かけをします。カン・ドック夫妻がソン・ファンジュというお酒に花粉を入れると美味しくなると聞いて、原因がひらめくのです。
M蜂の針

味噌の味が変わったのは木を切って、樽に花粉が入らなくなったのが原因と分かります。薬草園で知り合ったウンベクに、怪我をした兵士が蜂に刺されて腫れや痛みが治った話を聞き、自分にも蜂の針治療をやって欲しいと頼むが、危険だと断られます。チェゴ尚宮は塩、砂糖、酢の入った水でチャングムの味覚の試験をするが偶然正解をしても全部真水だと言われショックを受けます。ミン・ジョンホから耳の不自由なベートヴェンが優れた楽曲を作った話を聞き感銘を受けます。鯨肉を使った料理を競うことになり、チャングムはウンベクに是非針治療をと頼みやってもらいます。しばらくしてかゆみが出てきますが、解毒の薬は絶対飲みません。カン・ドックに味覚治療に良いと持ってきてくれたクマの肝をなめるととても苦いと感じます。鯨の料理はチャングムのものが王に出されることになります。やがてチャングムは味覚が戻ってることに気が付きます。
N捨てられた食材

チャングムの味覚が戻り、ハン尚宮はとても喜びます。チェ尚宮はやっかみで味覚を失ったことを理由にチャングムの宮中追放をしようとします。でもチャングムは塩辛の出汁の材料を全部当てて失敗に終わります。チェゴ尚宮はチャングムが自分の体を犠牲にして王子のしびれの原因をつきとめたことを讃えてあげます。チャングムはウンベクにお礼に行くと、美味しいものが食べたいと言うので喜んで料理を作って持っていきます。ミン・ジョンホにも本のお礼にご馳走を持っていくと大変喜ばれ、料理は食べる人の顔が笑顔になるよう願いを込めて作るもの、すばらしい仕事と言われます。皇后は凶年続きなので、捨てられた食材で料理をするよう命じます。それぞれ町に肉や魚を買いにいきますが、チャングムは隣町まで良い肉を買いにいきます。チェ尚宮の方は塩辛を、ハン尚宮の方は梅の実の佃煮を作りますが、ご飯と汁物を一緒に食べた皇后はチェ尚宮の方が美味しいと言います。
O真心
皇后の決定にチャングムはショックを隠せません。ハン尚宮は高級な材料を選ぶなんてと怒り、病気の保母尚宮の身辺の世話をするように命じます。ヨンノ、ヨンセン、チャンイが代わりを務めようとしますが、誰も要求に答えられません。ハン尚宮は水を持ってくるように頼むと、ついに正しい水を持ってきた子供の頃のチャングムを思い出します。保母尚宮の世話に行ったチャングムはずっと元気がなかったのですが、そこでは太陽が出ると薬草を干し、沈むと取り込むという単純な作業をしていました。ある日ご馳走になった料理がとても美味しかったので秘訣を聞くと秘訣などないと言うのです。保母尚宮が食べたいというお米(オルゲサン)の作り方を聞くとちゃんと日数分太陽に干すだけと、真心を込めることが大事と教えられます。カン・ドックに海に連れて行ってもらいます。そこでミン・ジョンホに出会い二人は岸辺で戯れます。両親のことを聞かれ、父と母との悲しい別れの話をします。クミョンはチャングムとミン・ジョンホの仲をやっかんでいます。

チャングムの味覚が失われたときはどうなるかとはらはらしましたが、ウンベクに助けられてほんとうに良かったです。恩を受けたら、いつか恩を返すということが人間としてとても大切だと痛感しました。もうだめだと思っても諦めないで勇気を持って進めば道は必ず開けるのですね。両親がいなくても、支えてくれる人達が周囲にたくさんいるのでチャングムは幸せです。